

私はもっと可愛い絵柄を描けるようになりたい! 今のイラストに納得いってないんだ!

可愛い絵柄って突き詰めると奥が深いかもしれないね。
「可愛いキャラクターのイラストを描いてみたいけど描きかたがわからない…!」
「キャラクターを描けるけど、いまいち萌えない…!」
可愛いキャラクターを描きたくても上手く描けない人は、もしかすると描きたいイラストへのイメージが固まっていないかもしれません。
特に良い作品をたくさんみて、感性が豊かになってる状態で準備なしに描き始めてしまうと、絵が完成に近づくにつれて「イメージと違う」っとなってしまうことも少なくありません。
今日はより可愛いイラストを描けるようにするために「絵柄を決める」をテーマにお話しして行きます。
可愛い女の子のイラストが描ける様になるには
可愛いとは「丸み」のことである


そもそも可愛いってなんだ…?

可愛いって、何かしらの法則があるじゃないかな?
イラストにおける可愛いとは「なるべく丸を意識して縮めること」だと思います。
丸を意識するというのは、キャラクターを構成するパーツをなるべく丸くしていくことです。
絵を描く基本は線を描くところから始まりますが、直線を多用して描いてしまうと堅苦しい雰囲気になってしまうのです。

※まだアタリの段階では線の丸みは意識できていません。ここから丸さを意識して行きます。

※丸さを意識して線を修正しました。心なしか可愛くなったような!
イラストでも現実の人であっても、「丸み」があると可愛らしい雰囲気がありますよね。
意識して描いてみるだけで、イラストの雰囲気は大きく変わるはずです。
🔖直線的な線ではなく、丸みを意識してイラストを描く。
更に可愛くするために「サイズ感を大きめ」にする


丸みを意識して描くのはわかった…! でもそれだけじゃ足りない気がする!

それじゃあ次は、パーツのサイズを意識してみよう!
更に可愛くするために大事になってくるのが「パーツのサイズ感」です。
基本的に書き込みが細かくなるとリアル調になるのですが、それを逆にすると書き込みが少なくなるほどデフォルメ化が進みます。
デフォルメ=抽象化して、強調したい部分の主張を強くすること
なので、可愛さを伝えたいと思う部分は少し大きめに描くと良いです。
例えば、キャラクターの顔や目、髪型などですね。
そのキャラクターの魅力を伝えたい部分は少し大きめ〜大きめに描くことで可愛さをより強く伝えることができるようになります。

※髪の毛を結んでいるリボンを小さめにデザインしてイラスト

※今度はリボンを大きめにしてみました。イメージ変わりますよね!
🔖キャラクターの魅力を伝えたい部分は、シンプルかつ大きめに描く。
可愛さの仕上げは「ポーズ」で決まる

おー!なんか、それっぽくなって気がする!

それじゃあ、最後は仕上げのポージングだよ!
最後はポージングで可愛さを表現して行きましょう。
今までの手順で「丸みを帯びたデザインで、魅力的な部分はシンプルにしてサイズで主張する」はマスターできたと思います。
これでデフォルメするポイントは抑えられたので、最後は可愛くポーズを決めさせることで仕上げですね。
先ほどのデフォルメしたポイントを上手く活かしつつ、ポージングに組み込むことで、よりそのキャラクターらしさが高まると思います。
このポージングが一番の難関ですが、Pintarestやグーグルの画像検索で
「可愛い ポーズ」などで検索してみて、ベースとなるポージングを探して練習してみましょう!
🔖デフォルメして魅力を伝えたいポイントを活かすポージングをさせる
まとめ

🔖丸みを帯びた線を意識して描く
🔖魅力的な部分は「伝わりやすいように」シンプルかつ大きめに主張させる
🔖魅力的なポイントを強調するポージングで〆

よしできたー! 私個人的にも満足だぞ!

魅力的なイラストができたね!(きつねちゃんの性癖が出ちゃってるケド…)
可愛いイラストを描く際は、とにかく「可愛い→可愛い→可愛い…」を意識して盛り込みまくっていくしかありません。(可愛いに取り憑かれるくらい、可愛いって思って描きましょう)
これに上手く「直線の表現」や、「キャラクターに魅力を持っている小道具やアクセサリーのデザイン」を組み込むだけで、かっこいい可愛い!みたいなキャラクターにすることもできます。
気をつけなくてはいけないのは、あまりに可愛いからかけ離れてしまうとアンバランスになってしまいチグハグなイラストが完成してしまったり、かえって動きがぎこちなくなってしまうんで注意してくださいね。
ちょっと精神論にもなってしまうのですが、「意識しないと極められない」というのは何事にも通じる部分かもしれませんね。
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